Webマーケティングはどうやったらうまくいく?【初心者必見!】
新しく会社でWebマーケティングの担当になったけれど、何から勉強してよいのかわからないと頭を抱えている方はいらっしゃいませんか?
この記事では初心者が覚えておきたいWebマーケティングの基本から施策を組み立てるために知っておきたい知識まで幅広くご紹介します。
■マーケティングとWebマーケティングの違いとは?
マーケティング、Webマーケティング共に「ターゲット顧客のニーズを知り効率よく商品やサービスを販売する」ための方法と言えますが、違いは何なのでしょうか?
Webマーケティングはマーケティングの中でも次の3つの特徴を持ちます。
①施策の効果や費用を数値で測定できること
Webマーケティングではこの数値を用いて施策の検証を行うことができるのです。
②時間がかからず費用対効果が高いこと
施策の決定から実行まで時間がかからず、予算もあまりかけずに始められます。
③ターゲティングしやすいこと
ターゲット層のニーズを把握できればそれに合わせた施策を行うことができます。
■3種類のWebマーケティング施策について
Webマーケティングの施策は大きく3種類に分類できるのでそれぞれご紹介します。
集客施策
Webサイトにターゲット顧客を集客するための施策で主に5種類あります。
①SEO(検索エンジン最適化)
SEOとはSearch Engine Optimization の頭文字を取った言葉で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索をした際、検索結果の上位に表示させるためのWebマーケティング施策です。
②リスティング広告
リスティング広告とは検索エンジンの検索結果に応じてターゲット顧客に表示されるテキスト広告のことを指します。
クリック課金制なのであまりコストがかからないのがメリットです。
リスティング広告について詳細を知りたい方は次の記事も参考にしてください。
リスティング広告とは?〜基礎・メリット・デメリット編〜【初心者必見!】
リスティング広告にこれから携わる方や、初心者の方でも分かるように基礎から解説していきます。 リスティング広告とは何か、メリット、デメリットから費用についてポイントを抑えながらしっかりと学んでいきましょう!
③バナー広告(ディスプレイ広告)
バナー広告(ディスプレイ広告)とはWebサイトやアプリで表示させることのできる動画や画像を使用した広告のことです。
動画や画像を使用しているのでターゲット顧客の目にとまりやすいのがメリットと言えるでしょう。
バナー広告(ディスプレイ広告)についてさらに知りたい方は次の記事もごらんください。
ディスプレイ広告とは?ウェブ広告の成果を最大化【Google・Yahoo!】
ディスプレイ広告は画像や動画、テキストを使ってユーザーにアプローチできます。リスティング広告では獲得できなかったコンバージョンを、ディスプレイ広告で獲得できるかもしれません。今回はリスティング広告とディスプレイ広告の違いやターゲティング方法、作成の際のポイントについて解説します。
④メールマガジン
メールでターゲット顧客に情報提供を行う施策です。
見込みの高いターゲット顧客を選んで配信できたり、クーポン券などを配布したりできるのがメリットです。
⑤SNS(ソーシャルメディア)
LINE公式アカウント、Facebook、Twitterなどを自社で運用してターゲット顧客にアピールする施策です。
口コミでの拡散が期待できたり、情報提供しながら顧客ニーズを拾ったりすることができるのがメリットです。
コンバージョン施策
Webサイト上でターゲット顧客に成果となるようなアクションを行ってもらうための施策で主に2種類あります。
①LPO
Landing Page Optimizationの頭文字を取った言葉で、よりコンバージョン率を高めるためにLPを最適化することです。
成果につながりやすいのがメリットです。
②EFO
Entry Form Optimizationの頭文字を取った言葉で、入力フォームやカートを最適化してターゲット顧客の離脱を防ぐ施策です。
Webマーケティング施策としては即効性が高いのがメリットと言えるでしょう。
リピート施策
既存のターゲット顧客にWebサイトへの再訪を促したり、リピート購入したりしてもらうための施策です。
先にご紹介したメルマガ、SNS配信でもWebサイトへの再来訪を呼びかけることはできますが、もう1つ活用できる施策がリターゲティング広告です。
一度Webサイトに訪問したことのあるターゲット顧客に広告を配信して再来訪を促します。
Webサイトに対して興味や関心があるターゲット顧客に対して行うためWebマーケティングとして費用対効果が良いのがメリットと言えるでしょう。
■Webマーケティングにおける分析手法
Webマーケティングにおいては施策を考え実行するのも大切ですが、結果を分析し運用に活かすのも重要なことです。
分析したい内容に応じて分析手法が異なるためそれぞれご紹介します。
①市場分析
市場分析でよく使用されるのが3C分析や4P分析です。
3C分析とは「Company(自社)」「Customer(顧客及び市場)」「Competitor(競合他社)」を分析対象とし、成功要因を導き出すのを目的として行う分析手法を言います。
また4P分析とは「Product(製品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(プロモーション)」の4つの視点からターゲット市場を分析し、自社の課題や強みを発見する分析手法のことです。
3C分析、4P分析についてもっと詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてください。
Webマーケティングで覚えておきたい分析手法、3C分析とは?
Webマーケティングでは情報の分析が大切とはいうものの、どのような分析手法を用いればよいのかわからないと頭を抱えている方はいらっしゃいませんか? この記事では顧客・競合企業・自社について効率的に分析ができる手法、3C分析について解説していきます。
4P分析とは?Webマーケティングで覚えておきたい分析手法
4P分析という言葉は知っているけれど、具体的なイメージがわかずあまり活用できているかどうかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。 この記事では4P分析とは何かから活用事例まで詳しくご紹介します。
②競合分析
競合を分析するのによく使用されるのが競合調査です。
競合調査とは自分の売りたい商品やサービスと競合先の商品やサービスを比較・分析し改善点や課題を見出すことです。
どのようなポイントに気を付けて競合調査を行えばよいか知りたい方は次の記事もごらんください。
Webマーケティングで活かせる競合調査の5つのポイントとは?
競合調査を事前に行った方がWebマーケティングの成果が上がるのはわかっているけれど、あまり実際には活かしきれていない気がするとお感じの方はいらっしゃいませんか? この記事では競合調査を適切に行い、また今後に活かせるためのポイントを5つご紹介します。
■まとめ
Webマーケティングについて効率的に理解するにはマーケティングとの違いを知り、施策と分析手法にわけて覚えるのがコツとわかりました。
最初は見慣れない用語も多くハードルが高く感じるかもしれませんが、流れを理解すれば少しずつ施策作りや分析も自分の力で行えるようになります。
ぜひ前向きに取り組み、自社のWebマーケティングの成果を高めていってください。