Facebook広告とは?知っておきたい種類や費用、ターゲティング方法を解説

Facebook広告

自社の商品やサービスをFacebook広告で宣伝してみたいけれど、初めて出稿するので何から始めてよいかわからないという方はいらっしゃいませんか?

この記事ではFacebook広告の種類や費用、ターゲティング方法について詳しく解説します。

Facebook広告とは?

Facebook広告とはSNS広告の1つで、主にFacebook、Messenger、Instagram、Audience Networkの4つの掲載先に配信される広告を指します。

Facebookのグローバル利用者数は2020年10月現在27億4,000万人、日本の利用者数は2019年7月現在2,600万人いるため、これだけ数多くのユーザーにリーチできるSNS広告だということです。

Facebook広告の種類

Facebook広告の種類と、その内容を表にまとめてみました。

Facebook広告の種類内容
画像(バナー)広告1枚の画像とテキストで構成された広告
動画広告動画を使用した広告で、インストリーム広告・フィード広告・ストーリーズ広告の3種類がある
スライドショー広告3~10枚の画像をスライドショー形式で表示できる広告
カルーセル広告1つの広告に複数の画像や動画を配置できる広告
インスタントエクスペリエンス広告ターゲット顧客がクリックするとフルスクリーンの画面が立ち上がりLPのようにテキスト、画像、動画で訴求できる広告
コレクション広告画像または動画のメインビジュアルの直下に関連画像を4枚配置して訴求できる広告
ダイナミック広告ターゲット顧客の過去の閲覧履歴に基づいて表示することができる広告
リード獲得広告ターゲット顧客の情報(名前、アドレス、住所、電話番号など)収集を目的とした広告
クーポン広告ターゲット顧客へのクーポン配布を目的とした広告
イベント広告イベント集客を目的とした広告
プレイアブル広告アプリインストールを目的とした広告
いいね!広告自社のFacebookページにターゲット顧客からいいね!をしてもらうための広告

それぞれの広告で推奨事項と技術要件が異なるので、詳細はFacebook広告ガイドやビジネスヘルプセンターのページで確認することをおすすめします。

参考:Facebook広告ガイド(画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告)

参考:Facebook広告ビジネスヘルプセンター「広告マネージャからスライドショー広告を作成する」

参考:Facebookインスタントエクスペリエンス「推奨スペック」

参考:Facebook広告ビジネスヘルプセンター「ダイナミック広告のデザイン仕様」

参考:Facebook広告ビジネスヘルプセンター「リード獲得広告のデザイン仕様」

参考:Facebook広告ビジネスヘルプセンター「プレイアブル広告アセットの仕様」

Facebook広告の表示される場所

Facebook広告が表示される場所を掲載先と端末別にまとめてみました。

広告の掲載先端末広告の掲載場所
FacebookPCニュースフィード(タイムライン)、画面右側の広告枠
Facebookタブレットニュースフィード(タイムライン)
Facebookスマホニュースフィード(タイムライン)、インスタント記事、インストリーム動画、ストーリーズ
Messengerスマホ受信箱のストーリーズとストーリーズの間、広告メッセージ
Instagramスマホニュースフィード(タイムライン)、ストーリーズ、発見タブ
Audience Networkスマホバナー広告、ネイティブ広告、インストリーム動画、インターステシャルリワード広告

Facebookには広告の配信場所を自動的に調整してくれる「自動配置」という機能が存在しますが、広告の目的に応じた広告配置を表にして発表しているため、参考にするのもよいでしょう。

参考:Facebookビジネスヘルプセンター「マーケティングの目的に対応した広告配置」

また「Facebook広告ガイド」のページではスマホで前項の4種類の広告が各掲載先に表示された場合どのようなイメージになるのかを選んで確認することができるため、初めてFacebook広告を出稿する際は一度このページを確認しておくことをおすすめします。

Facebook広告のターゲティング方法

Facebook広告のターゲティングとは広告の配信目的に合った属性のターゲット顧客を絞り込むことを言います。

Facebook広告には3種類のターゲティング手法があり、それぞれの概要は次の通りです。

ターゲティング手法概要
コアオーディエンスFacebook利用者がプロフィール上で公開している情報に加え、投稿内容やフォロワーなどFacebook内での行動傾向を条件としてターゲティングする手法
カスタムオーディエンス既存顧客・Webサイト訪問者・ 動画閲覧ユーザー・アプリの利用者など、既に何らかの交流を持っているターゲット顧客に再度リーチできるターゲティング手法
類似オーディエンスカスタムオーディエンスに類似した新規ターゲット顧客にターゲティングを行う手法

それぞれのターゲティング手法において設定できる条件などFacebook広告のターゲティング方法についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事もごらんください。

Facebook広告の審査について

Facebook広告は配信される前にFacebookの広告ポリシー(Facebookが定めた広告配信に関する指針)に沿って作成されているかどうかが審査されます。

この審査には24時間程度の時間がかかり、合否にかかわらず結果はメールで通知されるのです。

審査に落ち続けた場合、アカウントが停止されてしまうことがあるため注意しましょう。

Facebook広告の審査についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事もごらんください。

非公開: Facebook広告の審査に通るコツとポイントをわかりやすく解説! | FleeksブログFleeksブログ

Facebook広告にかかる費用について

Facebook広告の課金方式は2種類あり、それぞれの概要は次の通りです。

課金方式概要
インプレッション課金(CPM配信)1,000回Facebook広告が表示されるたびに、クリックの有無は関係なく課金される方式
クリック課金(CPC配信)Facebook広告がクリックされるたびに費用が発生する方式

また広告費についてはアカウント、キャンペーン、広告セット、入札単価の上限をそれぞれ設定することができるため使い過ぎを防止することができます。

Facebook広告にかかる費用についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事もごらんください。

非公開: 【2021年最新】Facebook広告にかかる費用について | FleeksブログFleeksブログ

Facebook広告を目的に合わせて選ぶ方法

広告を出稿する目的別に、適するFacebook広告の種類は何かを表にまとめてみました。

広告出稿の目的Facebook広告の種類
認知度の向上・画像広告 ・動画広告 ・スライドショー広告
興味喚起・画像広告 ・動画広告 ・スライドショー広告 ・カルーセル広告 ・インスタントエクスペリエンス広告 ・コレクション広告 ・リード獲得広告
コンバージョン獲得・画像広告 ・カルーセル広告 ・インスタントエクスペリエンス広告 ・コレクション広告 ・ダイナミック広告 ・リード獲得広告 ・プレイアブル広告
オフライン集客・画像広告 ・カルーセル広告 ・インスタントエクスペリエンス広告 ・クーポン広告
エンゲージメント獲得・イベント広告 ・いいね!広告

画像広告やインスタントエクスペリエンス広告の汎用度が高いのが特徴的と言えるでしょう。

Facebook広告のメリット・デメリット

Facebook広告の概要についてご理解いただいたところで、次はFacebook広告のメリット・デメリットは何なのか考えてみましょう。

Facebook広告のデメリット

Facebook広告のデメリットを3つご紹介します。

①Facebook広告はFacebook登録者にしか配信されない
Facebookは登録制で、Facebook広告が配信されるのはFacebook、Messenger、Instagram、Audience Networkの4つの掲載先のため幅広く認知度を上げるといったことにはあまり向かないでしょう。

そのためもっとリーチを広げたい場合はGoogle広告やYahoo!広告など他の広告媒体と併用する必要があります。

②リスティング広告よりターゲット顧客のモチベーションが低い傾向にある
リスティング広告ではキーワードごとにターゲット顧客のニーズの強さを予想して出稿することができますが、Facebook広告ではそれができません。

そのためFacebook広告を見たターゲット顧客がダイレクトに自社の商品やサービスを購入するということはあまりなく、問い合わせから連絡先を得てその後のセールスにつなげるといった形の段階を踏んだアプローチが必要となるでしょう。

③短期間で大きな広告効果は得にくい
どのような広告媒体でも同じことですが、短期間の出稿では大きな成果は上がりにくい傾向にあります。

PDCAを回すスピードやFacebook広告にかけられる費用にもよりますが、運用しながら改善し気長に結果を待つ姿勢が大切だと言えるでしょう。

Facebook広告のメリット

次にFacebook広告のメリットを5つご紹介します。

①ターゲティングの精度が高い
Facebookは基本的に実名制のため、信憑性の高い情報に基づいた精度の高いターゲティングを行うことができます。

例えばFacebookには本名や性別・年齢・興味や関心などのリアルなデータが登録されているため、より正確にターゲティングでき、条件も細やかな設定が行えるのです。

②低予算で出稿できる
Facebook広告は課金方式が2つから選べてより自分の予算に合った出稿ができる上に、予算上限の設定も可能なため低予算から始められます。

例えばクリック課金では100クリック1万円となるため、お試し利用のような形で始めて運用しながら少しずつ予算を増やすといった利用方法もできるということです。

③配信時間と期間を自由に設定できる
Facebook広告では配信時間と配信期間をいつでも自由に設定できます。

このためキャンペーンやセールといった成果を上げたい短期集中の広告配信にも向いていると言えるでしょう。

④広告のフォーマットが多い
Facebook広告では写真広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告の4つのフォーマットを始めとしてさまざまなフォーマットでターゲット顧客に自社の商品やサービスをアピールできます。

広告の配信目的に合わせて選ぶことができるのはもちろん、ターゲット顧客を飽きさせないという効果も見込めるでしょう。

⑤目的に合わせて広告を最適化できる
Facebook広告は「広告の目的」を設定してそれに合わせて広告を最適化してくれます。

「広告の目的」はターゲット顧客の取る購買行動に合わせて大きく「認知」「検討」「コンバージョン」の3段階に分類されます。

実際の設定時は3段階の中で、さらに13種類の項目から選択することが可能です。

広告の目的について更に詳しく知りたい方は、次の記事もごらんください。

Facebook広告の種類別メリッ

Facebook広告には種類ごとのメリットもあるので、表にまとめてみました。

Facebook広告の種類メリット
画像(バナー)広告1枚の画像とテキストを準備すれば手軽に始められること
動画広告画像よりも情報量が多いのでターゲット顧客の目を惹きやすいこと
スライドショー広告使用データ量が少ないため通信環境があまり良くなくても配信可能なこと
カルーセル広告商品やサービスをカタログのように紹介できること
インスタントエクスペリエンス広告広告からLPへと自然な形で流入させられるため離脱しにくいこと
コレクション広告商品やサービスの認知度アップからコンバージョンまで完結できること
ダイナミック広告ターゲティングの精度が高いので、ターゲット顧客に適した内容で配信できること
リード獲得広告余計な画面遷移がないので離脱しにくいこと
クーポン広告クーポンの有効期限が近づくと自動でリマインド表示されること
イベント広告「興味あり」「参加予定」といったアクションを起こしたターゲット顧客を把握しデータを活用できること
プレイアブル広告アプリをダウンロードしなくてもお試しでゲームプレイが可能なこと
いいね!広告Facebookページにいいね!をしてもらうと自動的にフォローされること

広告の種類に応じてメリットの内容が大きく異なるのがわかるでしょう。

Facebook広告の種類別効果的な活用方法

Facebook広告には種類がたくさんあり、目的に応じて使い分けるのが望ましいことをお伝えしてきましたが、初めて広告出稿する際はまず画像広告を選ぶのをおすすめします。

理由は次の3つです。

・1枚の画像とテキストを準備すれば良いので初心者でも始めやすいため

・画像広告だけでも十分に成果が挙げられる可能性が高いため

・画像広告で得たデータを基にどのようなテキストや画像が成果を挙げられるのかを分析しやすいため

最初に画像広告を出稿し、成果を挙げられるクリエイティブとは何かがわかってきたら他の種類の広告にも挑戦してみましょう。

Facebook広告とリスティング広告の違いとは?

Web広告を活用したいマーケティング担当者としては、Facebook広告とリスティング広告をどのように使い分ければよいのか迷うことも多いのではないでしょうか。

Facebook広告の表示される場所は主にタイムラインで、ターゲット顧客が流れてくる広告を選んでクリックする形となるため、潜在層の顧客へのアプローチに適しています。

ターゲット顧客は情報を与えられればそれに反応することはあっても、自分から何か行動を起こすような段階ではないということです。

対してリスティング広告はターゲット顧客自身が検索エンジンにキーワードを入力し、検索をかけることによって表示される広告のため、購入意欲の高い顕在層の顧客へのアプローチに適しています。

ターゲット顧客は自分から行動し情報を探している状態のため、ニーズに合った情報を提供できればコンバージョンにつなげられる可能性が高いということです。

これらのことからFacebook広告とリスティング広告は顕在層か潜在層、どちらの顧客にアプローチしたいかによって使い分けるのが望ましいでしょう。

まとめ

Facebook広告はFacebook、Messenger、Instagram、Audience Networkの4つの掲載先に配信することができ、低予算での出稿が可能でターゲティングの精度も高いため、潜在層のターゲット顧客にアプローチしたい時に使用すると効果が高いことがわかりました。

広告の種類も豊富で自社の商品やサービスに合ったPR方法を選ぶことができるので、ぜひ積極的に活用してみてください。

少しでもお役に立てましたらシェア頂けますと幸いです。
著者情報:三倉(mikura)
リスティングやSNSの広告運用12年/フリーランス4年目の認定ランサー。国立大学卒業後、新卒でベンチャー企業に就職し広告運用からマネジメントまで行い独立。「顧客の利益創出」をモットーとした広告設計・運用を行っています。ポリシーは【即レス・誠実さ・期限厳守】

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