【Google広告】住所表示オプションについて
最近お店をオープンしたので、近場に住んでいるターゲット顧客によりアピールできる宣伝方法はないか探しているという方はいらっしゃいませんか?
そのような時に役立つのが住所表示オプションです。
この記事では住所表示オプションの概要からより効果の高い活用方法まで詳しく解説していきます。
- 目次
- ■住所表示オプションの概要と設定方法について
- ■住所表示オプションのメリット・デメリット
- 住所表示オプションのデメリット
- 住所表示オプションのメリット
- ■住所表示オプションの使用に適する業種と効果的な活用法
- ■まとめ
■住所表示オプションの概要と設定方法について
住所表示オプションとは広告表示オプションの1つで、リスティング広告を出稿した際広告と一緒に住所や地図などを追加表示できる機能です。
具体的には次の4つの情報が表示できます。
・店舗までの距離とその市区町村(モバイル)
Google広告ヘルプ「住所表示オプションについて」より
・店舗の住所(パソコン)
・クリック可能な [電話] ボタン
・店舗の営業時間や電話番号、写真、ルートなどの情報がまとめられた詳細ページへのリンク
掲載先は端末を問わずGoogle検索ネットワーク、Googleマップ、Googleディスプレイネットワーク、YouTube動画広告など幅広いのが特徴的と言えるでしょう。
住所表示オプションの設定方法を説明します。
①Google広告の管理画面左のメニューより「広告と広告表示オプション」「広告表示オプション」画面左上の「+」をクリックしてプルダウンより「住所表示オプション」を選択
②「アカウントに適した地域を選択」という窓が表示されるため、「キュレーション地域を選択する」「Googleマイビジネスアカウントを検索する」「知っているGoogleマイビジネスアカウントにリンクする」のいずれかをラジオボタンで選択
③Googleマイビジネスに登録したメールアドレスを選択して「続行」をクリック
④メールアドレス宛にリクエストメールが送信されるので、承認する
承認後、住所表示オプションの表示が開始されるまで1日程度かかります。
その他の広告表示オプションについても知りたい方は、次の記事もぜひごらんください。
■住所表示オプションのメリット・デメリット
次は住所表示オプションのメリットを3つ、デメリットを2つご紹介します。
住所表示オプションのデメリット
住所表示オプションを使用するデメリットの1つめは、住所をクリックしてから広告に戻り改めて広告文をクリックした場合クリック数が2回とカウントされるためそれぞれに広告料金が発生することです。
地図もLPも見てもらえたと考えるとターゲット顧客の購入意欲は高いと判断できるので、前向きに捉えるのが望ましいでしょう。
2つめは地図や住所で遠いと判断され、そのまま離脱してしまう可能性があることです。
商品やサービスの魅力を伝えれば離脱を少しは防げるので、構造化スニペット表示オプションやコールアウト表示オプションと同時設定しておくのもよいのではないでしょうか。
住所表示オプションのメリット
住所表示オプションを使用するメリットの1つめは、ターゲット顧客の現在地に合わせた店舗を訴求できることです。
来店確率の高い店舗を表示してくれるので、集客によりつながりやすいと言えるでしょう。
2つめは他の広告と内容が異なり目立つのと広告面積が広がることでクリック率の向上が期待できます。
他の広告表示オプションも同時に活用すると、よりターゲット顧客の興味を惹くことにつながるでしょう。
3つめは地図や距離で訴求できるため、ターゲット顧客がそれらの情報を検索する手間が省けることです。
急ぎで情報がほしいスマホユーザーにとっては知りたい情報が広告上で提供されるため、よりスマホファーストな広告になると言えるのではないでしょうか。
■住所表示オプションの使用に適する業種と効果的な活用法
では住所表示オプションのメリットとデメリットを踏まえると、どのような業種や活用法が適しているのでしょうか。
業種から考えてみました。
・地元密着型の、チェーン展開をしていない飲食店
・病院
・美容サロン
これらの業種は商圏が狭いことが共通しています。
そのためこのような業種で来店促進や店舗購入を目的にリスティング広告を出稿した場合、住所表示オプションはより効果的だと言えるでしょう。
■まとめ
住所表示オプションは商圏が狭く、実店舗で販売している商品やサービスをターゲット顧客にアピールするのに便利な機能であることがわかりました。
構造化スニペット表示オプションやコールアウト表示オプションなど他の広告表示オプションとも組み合わせて活用すればよりターゲット顧客への訴求効果は高まります。
設定方法が簡単な上、掲載先は端末を問わずに幅広いので、もし相性の良い業種で商品やサービスの販売促進を考えているならぜひ一度は住所表示オプションの活用を考えてみてはいかがでしょうか。
他にも広告表示オプションはいくつもあるので、他の広告表示オプションについても学んで活用していきましょう。
広告表示オプションとは?Yahoo!・Google広告全部解説!
広告表示オプションは、広告文だけでは伝えきれない情報を広告を見たユーザーに届けてくれる便利なリスティング広告機能の一つです。今回は、広告を見たユーザーに情報を提供するだけでなく様々な対応をするよう働きかけてくれる広告表示オプションについて、その種類や特徴を解説していきます。