Google広告エディタ使い方ガイド【基礎編】
Google広告ではオフラインで使える、無料の広告入稿ツールがあることをご存知ですか?
リスティング広告を運用し始めた方や、運用初心者の方でまだエディタを使っていないという方は、ぜひこのブログを参考にして活用できる様になっていただきたいです!
ツールのダウンロードからキャンペーンの作成方法まで解説していきます。
作業時間が大幅に短縮できるので作業効率も格段にアップします。
今回は初心者の方向けの、Google広告エディタの基礎的な使い方を解説していきます。
- 目次
- ■Google広告エディタとは
- エディタをダウンロードする
- アカウント情報をダウンロードする
- 管理画面の概要
- ■検索広告の作成方法
- キャンペーンの作成
- 広告グループの作成
- キーワードの作成
- 拡張テキスト広告の作成
- アカウントへ送信する
- ■ディスプレイ広告の作成方法
- キャンペーンの作成
- 広告グループの作成
- ターゲット設定
- レスポンシブディスプレイ広告の作成
- ■まとめ
■Google広告エディタとは
Google広告エディタとは、Google広告キャンペーンをオフラインで変更・編集できる無料のツールです。
アカウントをダウンロードして、キャンペーン内の様々な「一括変更」が可能です。
Google広告エディタでできることの中には、
- 一括編集ツールで、複数のキャンペーンやグループに変更を加えることができ
- 複数のアカウントを同時に管理できる
- キャンペーン、広告グループを作成し、複製することができる
- 広告、キーワード、URLの一括作成や編集、削除ができる
他にも様々なことができます。
オフラインで一括で作業できる点がいいですね。エディタで加えた変更はアカウントにアップロードして反映されます。なので一旦下書きとして作業し、編集している際中で変更内容を元に戻したりもできます。
エディタをダウンロードする
では、実際にエディタをダウンロードしてみましょう。下記のページからダウンロードできます。
⬇️ダウンロードページ⬇︎
【Google Ads Editorをダウンロードする】
アカウント情報をダウンロードする
Google広告に登録しているアカウント情報をダウンロードします。
①[追加]をクリック
②ブラウザを開いてログインをクリックしGoogleにログインし、認証コードをGoogle広告エディタに貼り付ける
④ダウンロードするアカウントをチェックし、開くをクリック
⑤ダイアログボックス内の[すべてのキャンペーン]を選択し、OKをクリック
⑦画面がエディタのトップ画面に切り替わればアカウントのダウンロードは完了です。
作業に入る前に、一つだけ注意点があります。
Google広告エディタはオフラインのツールなので、画面右上の[最新の変更を取得]でアカウント情報を更新しないと、Google広告の管理画面での変更がエディタで反映されないので要注意です!
エディタで作業をする場合は必ず、最新の情報を取得してください。
管理画面の概要
エディタの管理画面の各名称を解説します。
①ツールバー:最新の変更を取得したり、Google広告への送信、データの確認ができます。
②ツリービュー(アカウント ツリー):ダウンロードしたアカウントが表示されます。
③タイプリスト:アカウントのキャンペーンや広告グループ、キーワードを選択し、データビューに表示します。
④データビュー:アカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワードの内容が表示されます。
⑤編集パネル:データビューで選択したデータを編集します。
■検索広告の作成方法
それでは、検索広告の作成方法を解説していきます。
キャンペーンの作成
①左下のタイプリストから[キャンペーン]を選び、[キャンペーンを追加]→[検索 個のキャンペーンを追加をクリック]
②右側に編集パネルが出てくるのでキャンペーン名や予算など必要事項を埋めていきます。
エラーがあれば下部に黄色くエラーメッセージが表示されるので、メッセージに従って修正してください。
これで検索キャンペーンが作成できました。
広告グループの作成
キャンペーンが作成できたら次は広告グループを作成します。
①左下のタイプリストから[広告グループ]を選択し、[広告グループを追加]→追加するキャンペーンを選択しキャンペーン作成時と同じように必要事項を埋めてください。
キーワードの作成
広告グループにキーワードを追加します。
①タイプリストの[キーワードとターゲット設定]から[キーワード]を選択し、[キーワードを追加]で追加する広告グループを選択し、編集パネルからキーワードを追加します。
拡張テキスト広告の作成方法
※拡張テキスト広告は2022年6月30日で終了となりました。現在は新規作成、編集はできません。
入稿済の拡張テキスト広告は引き続き配信されます。
広告グループに拡張テキスト広告を作成します。
①タイプリストの[広告]の[拡張テキスト広告]を選択し、[拡張テキスト広告を追加]をクリック。編集パネルから広告の見出しや説明文を記入し、作成します。
拡張テキスト広告を作成したら、後にレスポンシブ検索広告なども作成することで広告の効果を高めることができます。
拡張テキスト広告と、レスポンシブ検索広告については、下記の記事で解説しているので合わせて読んでみてください。
拡張(拡大)テキスト広告とは?【簡単にクリック率アップ!】
効果のあるGoogleのレスポンシブ検索広告(RSA)とは?【コンバージョン大幅アップ!】
アカウントへ送信する
キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告を作成したら、アカウントに送信したら完了です!
①エディタ右上の[送信]をクリックし、変更内容を確認して間違いがなければ[送信]をクリックで、Google広告の管理画面に反映されます。
以上が検索広告の作成方法です。
キャンペーンや広告グループを、簡単にコピー、複製できる点が便利ですよね。
データビューを開きながら、編集パネルでプレビューも確認できるので広告文も作成しやすいです。
■ディスプレイ広告の作成方法
次はディスプレイ広告の作成方法を解説していきます。
キャンペーンの作成
①タイプリストから[キャンペーン]→[キャンペーンを追加]→[ディスプレイ 個のキャンペーンを追加]をクリック
②検索広告の時と同じようにキャンペーンの編集パネルの項目を記入し、作成完了です。
広告グループの作成
①タイプリストから[広告グループ]→[広告グループを追加]→追加するキャンペーンを選択しキャンペーン作成時と同じように必要事項を埋めてください。
ターゲット設定
ディスプレイ広告でターゲティングの設定をすると、広告でリーチしたいユーザーや、広告を表示させたいサイトやアプリを指定することができます。
ディスプレイ広告でターゲティングできる方法は以下の項目です。
- キーワード
- トピック
- プレースメント
- 興味関心
- ユーザー属性
- リターゲティグ
今回は、キーワードと、ユーザー属性を設定してターゲティングをする方法を紹介します。
キーワードでターゲティングする場合は、設定したキーワードに関連するウェブサイトや、ユーザーの検索履歴のデータを利用して広告を表示されることができます。
ユーザー属性とは、性別・年齢・世帯年収・子供の有無についてターゲティングする方法です。今回は性別についてターゲティングする方法を解説します。
キーワードを追加する
①ツリービューからターゲット設定をするキャンペーンを選択し、タイプリストの[キーワードとターゲット設定]をクリックし、[キーワード]をクリック
②[キーワードを追加]をクリックしてキーワードを追加する
ユーザー属性を設定する
①[キーワードとターゲット設定]→[性別]をクリック
②[性別を追加]をクリックして項目を入力して追加する
興味関心や、広告主様のデータ(旧リマーケティング)リストはユーザーリストから設定することができます。
また、除外機能を使って、ユーザーや配信場所を除外して絞り込むこともできます。
レスポンシブディスプレイ広告の作成
ここでは、ディスプレイ広告のデフォルトのタイプの「レスポンシブディスプレイ広告」の作成方法について解説します。
①タイプリストの[広告]から[レスポンシブディスプレイ広告]を選択し、[レスポンシブディスプレイ広告を追加]をクリック
②項目を記入し、画像を追加する。
画像は、横長・スクエア・ロゴ(省略可)の種類で追加でき各種類のアスペクト比は以下の通りです。
【横長】横縦比 1.91:1 600×314 以上
【スクエア】横縦比 1:1 300×300 以上
【ロゴ】横縦比 1:1 128×128 以上
管理外面で追加する場合は、アップロード後にトリミングで調整することもできます。
■まとめ
以上がGoogle広告エディタの基礎的な使い方でした。
管理画面で作業を行うよりも、エディタは一つの画面で作業ができるので便利な上、効率がいいです。
また、変更内容も一旦下書きとして保存すると作業していてミスがあっても、後戻りできるのがいいですね。
アカウント送信の前には変更内容をきちんと確認するようにしましょう!
作業効率をUPしたいリスティング広告運用者の方々、これを機にGoogle広告エディタを使ってパフォーマンスの向上を目指しませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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