Facebook広告にかかる費用と課金方式

Meta広告

自社で売りたい商品をFacebook広告で宣伝したいけれど、どのくらい費用がかかるかわからないので一歩踏み出せないという方はいらっしゃらないでしょうか。

この記事ではFacebook広告にかかる費用や支払い方法についてまとめてみました。

Facebook広告の課金方式とは?

Facebook広告の課金方式は2種類あるのでそれぞれご紹介します。

①インプレッション課金(CPM配信)
1,000回Facebook広告が表示されるたびに、クリックの有無は関係なく課金される方式です。

CPMはCost Per Milleの頭文字を取った言葉で、Web広告を1,000回表示するためにかかったインプレッション単価を指します。

ある程度費用に余裕があり、クリック率が高くなりそうなFacebook広告の場合はインプレッション課金を選択するのがよいでしょう。

②クリック課金(CPC配信)
Facebook広告がクリックされるたびに費用が発生する方式です。

CPCとはCost Per Clickの頭文字を取った言葉で、Web広告の1クリックを獲得するためにかかったクリック単価を指します。

費用にあまり余裕がない場合や、初めてFacebook広告を出稿する場合はクリック課金を選択するのがよいでしょう。

広告費の設定方法について

Facebook広告の広告費は次の4つの方法が設定できて組み合わせも自由なのでそれぞれ説明します。

①アカウントの上限予算
Facebookアカウントで使用できる予算の上限を設定することです。

管理者のみが設定可能で手動決済を設定している際は設定できませんが、もしここで設定した金額に達すると広告配信は停止し課金も停止するため、それ以上の費用はかかりません。

期間設定はできないことと、設定はいつでも変更可能なことも覚えておきましょう。

②キャンペーンの上限予算
キャンペーンごとに使用する予算を予定額に押さえるために設定します。

配信目的に応じて予算が設定できますが、期間設定はできないことに注意が必要です。

③広告セット予算
広告セットごとに使用できる予算の上限を設定します。

1日か通算かで期間を設定できます。

④入札単価
Facebook広告の課金方式でインプレッション課金を選択している場合は1000回広告を表示した時にかかる予算、クリック課金を選択している場合は1クリックあたりの予算の上限を設定できます。

Facebook広告の広告マネージャーが設定した予算を基に自動で最適化するので自分で設定する機会はあまりないかもしれませんが、一時的な広告配信の増減があった際は調整可能です。

広告費の支払い方法について

Facebook広告の費用の支払い方法は国によって異なるため、日本での支払い方法を一覧表にまとめてみました。

決済の種類支払いの方法
クレジットカードまたはデビットカード決済American Express 、JCBカード、 Mastercard、Visa
キャッシュレス決済PayPal
オンライン銀行振込による決済日本円

Facebook広告の費用は広告の入札価格とパフォーマンスに基づき、広告のインプレッション数を競い合うオークションシステムで決まります。

そこからあらかじめ選択したインプレッション課金かクリック課金に応じて請求されるのです。

もし指定した支払い方法で決済ができなかった場合、未払い金額が支払われるまで広告配信は停止されるので注意しましょう。

また未払い金額が支払われると広告配信が再開され、当初設定されていたキャンペーン期間と予算に見合うよう、配信できなかった期間分の埋め合わせを試みてくれます。

広告費支払いのタイミングについて

Facebook広告の費用は支払いのタイミングにより自動決済と手動決済の2つに分類されます。

自動決済はクレジットカードまたはデビットカード決済とキャッシュレス決済を指し、手動決済とはオンライン振込による手動決済を指すのです。

手動決済は最初にFacebookアカウントを設定する際に手動決済を選択していた場合のみ設定でき、一度設定すると他の決済方法に変更することはできません。

自動決済の場合は毎月の請求日に課金され、手動決済の場合は事前にアカウントに入金しておき1日に1回残高から広告料金が差し引かれます。

手動決済でアカウントに入金を行う手順は次の通りです。

①広告マネージャから「請求」を選択

②支払いアクティビティの「支払い設定」をクリック

③「支払い方法を追加」をクリックして支払い方法を選択し、必要な情報を入力後「次へ」をクリック

ここで入金した残高に有効期限はありませんが、入金したお金を引き出すことはできないため注意が必要です。

リスティング広告を出稿する際にかかる費用についても知りたい方は、次の記事もごらんください。

まとめ

Facebook広告ではインプレッション課金とクリック課金という2つの課金方式から選択することができ、支払い方法は国によって異なりますがクレジットカードやキャッシュレス決済などの決済方法から選んで指定できることかわかりました。

予算の上限も決められるので、費用対効果を考えた運用もしやすいでしょう。

ぜひ自分の予算にあった形でFacebook広告を活用してみてください。

少しでもお役に立てましたらシェア頂けますと幸いです。
著者情報:三倉 光生
リスティングやSNSの広告運用12年/フリーランス4年目の認定ランサー。国立大学卒業後、新卒でベンチャー企業に就職し広告運用からマネジメントまで行い独立。「顧客の利益創出」をモットーとした広告設計・運用を行っています。ポリシーは【即レス・誠実さ・期限厳守】

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