Facebook・Instagram広告の「広告の目的」とは?内容から適切な選び方まで解説
Facebook広告に出稿する際に、キャンペーン設定でまず迷うのが「広告の目的」で何を選択すればよいのかです。
この記事ではFacebook広告の「広告の目的」とは何か、適切な選び方から設定方法まで詳しく説明します。
■ Facebook広告における「広告の目的」とは?
Facebook広告では配信をする際に「広告の目的」を設定することで宣伝効果を高めることができます。
具体的にはFacebook広告を見た際にターゲット顧客に取ってほしい行動を設定するのです。
「広告の目的」はターゲット顧客の取る購買行動に合わせて大きく「認知」「検討」「コンバージョン」の3段階に分類されます。
Facebook広告を配信することでどのような目標を達成したいのかを最初に明確にしておくと、設定がしやすいでしょう。
■「広告の目的」の内容について
Facebook広告の「広告の目的」の3段階である「認知」「検討」「コンバージョン」の内容と、どのような時に設定するのが望ましいかを解説します。
実際の設定時は3段階の中で、さらに11種類の項目から選択することが可能です。
(2022年末までには6種類に集約される予定です。)
Facebook広告の費用対効果を高めるためにも、どの項目を設定するかは慎重に検討しましょう。
また少し設定を変えるだけで運用の成果が大きく変わってくる時もあるため、運用しながら調整を加える必要がある項目だということも併せて覚える必要があります。
リスティング広告についても知りたい方は、次の記事もごらんください。
「認知」について
「認知」はターゲット顧客に対して、自分の売りたい商品やサービスに関心を持ってもらうことを目的とした設定です。
「認知」で選択できる項目は次の2種類です。
項目 | 意味 |
ブランドの認知度アップ | 自分の行っているビジネスのターゲット顧客に広告を表示する配信方法 |
リーチ | より多くのユーザーに商品やサービスを知ってもらうための配信方法 |
すぐに顧客がコンバージョンするとは限りませんが、次のステップの検討やコンバージョンにつながる可能性を高めたい時にこの項目を設定しましょう。
「検討」について
「検討」は商品やサービスを認知しているターゲット顧客に対して、さらに理解を深めてもらったり、購入を検討してもらったりすることを目的とした設定です。
「検討」で選択できる項目は次の8種類です。
項目 | 意味 |
トラフィック | ブランドの認知度を高めるのを目的に、クリック数を増やすための配信方法 |
投稿のエンゲージメント | 投稿に反応する可能性のあるターゲット顧客にリーチするための配信方法 |
アプリのインストール | AppStoreやGoogle Playへのリンクがありアプリのインストールを促進するための配信方法 |
動画の再生数アップ | 動画広告の再生回数をアップするための配信方法 |
リードの獲得 | 商品やサービスに興味を持ったターゲット顧客の情報を収集するための配信方法 |
メッセージ | ユーザーをMessengerに誘導してコミュニケーションを取り、ビジネスへの関心を高めることを目的とした配信方法 |
商品やサービスに対して理解を深め、検討の材料となる情報を提供したい時にこの項目を設定しましょう。
「コンバージョン」について
「コンバージョン」は商品やサービスに興味を持っているターゲット顧客に対して、購入やサービス利用などの最終的な行動を起こしてもらうのを目的とした設定です。
「コンバージョン」で選択できる項目は次の3種類です。
項目 | 意味 |
コンバージョン | Facebook広告を通して、ターゲット顧客に商品購入やサービス利用を促すのを目的とした配信方法 |
カタログ販売 | 商品カタログ情報をFacebook広告に連携して配信する方法 |
来店数の増加 | 実店舗近隣のターゲット顧客に所在地を宣伝する時の配信方法 |
ターゲット顧客に対して、商品やサービスをスムーズに購入してもらいたい時にこの項目を設定しましょう。
■まとめ
Facebook広告では広告配信をする際に適切な「広告の目的」を設定することでより宣伝効果を高めることができるのがわかりました。
「認知」「検討」「コンバージョン」それぞれの段階のターゲット顧客に対してFacebook広告で適切なアプローチを行うことができるので、ターゲット顧客の背中を少しずつ押していくのに適しています。
また自分の売りたい商品やサービスは、どの段階のターゲット顧客に対して広告予算をより多くかけるのが有効なのかといった分析も運用を続ける中ですることができるでしょう。
ターゲット顧客にしつこいと思わせないようにしながら、少しずつコンバージョンへと導けるFacebook広告の「広告の目的」をぜひ積極的に活用してみてください。
何を選んだらいいのか分からないといった方は無料相談も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。