【超便利!】Google広告のデータをYahoo!広告に簡単にコピーする方法
リスティング広告を定期的に出稿しているけれど、作業の多さにちょっと参っているという方はいらっしゃいませんか?
この記事では覚えておくと広告出稿の手間が削減できるGoogle広告エディタとYahoo!広告キャンペーンエディターを使って、一括で入稿データを流用する方法をまとめてみました。
- 目次
- ■エディターとは?
- ■Google広告エディタからYahoo!広告キャンペーンエディターにデータを流用する手順とは?
- 【手順1】Google広告エディタからCSVデータをエクスポートする
- 【手順2】Excelで加工する
- 【手順3】Yahoo!広告キャンペーンエディターにCSVデータをインポートする
- ■まとめ
■エディターとは?
エディターとは広告の入稿情報をオフラインで編集し、編集した内容をアップロードできる支援ツールのことです。
Google広告のエディターを「Google広告エディタ」Yahoo!広告のエディターを「Yahoo!広告キャンペーンエディター」と呼び、それぞれのサイトから無料でダウンロード可能です。
Yahoo!のキャンペーンエディターは検索広告用とディスプレイ広告用の2種類に分かれております。
それぞれの使い方について詳しく知りたい方は次の記事もごらんください。
■Google広告エディタからYahoo!広告キャンペーンエディターにデータを流用する手順とは?
最初に流用できるデータとできないデータがあるのでそれぞれご紹介します。
①流用できるデータ
・キャンペーン
・広告グループ
・キーワード
・除外キーワード
・キャンペーン、広告グループ、キーワードのステータス
・広告文
・最終URL
・トラッキングURL
・カスタムパラメータ
・入札金額
・入札単価調整比
・キャンペーン予算
・開始日、終了日
・広告ローテーション設定
・配信方法
②流用できないデータ
・キャンペーンタイプ
・広告表示オプション
・地域ターゲティング
・RLSA(検索広告向け広告主様のデータ(旧リマーケティング))
・DFSA(検索広告向けデモグラフィックターゲット)
これを踏まえて手順を見てみましょう。
おおまかな流れとしてはGoogle広告エディタから入稿データをCSVデータとしてエクスポートし、そのデータをYahoo!広告キャンペーンエディターにインポートする形です。
【手順1】Google広告エディタからCSVデータをエクスポートする
①Google広告エディタにログインし、「最新の変更を取得」をクリック
②画面左上の「アカウント」「エクスポート」をクリック
③「アカウント全体をエクスポート」「選択したキャンペーンと広告グループをエクスポート」「現在のビューをエクスポート」「カスタムルールをエクスポート」から状況に応じてエクスポート。(基本は全体でOKです。)
【手順2】Excelで加工する
エクスポートしたCSVデータをYahoo!広告キャンペーンエディターの仕様に直すために「広告名」「キャンペーンタイプ」「開始日」をExcelで加工します。
①Yahoo!広告キャンペーンエディターには「広告名」という項目がありますがGoogle広告エディタには存在しないため、任意の広告名を新たに作成して入力します。
②「キャンペーンタイプ」が空白なので「標準キャンペーン」に設定します。
③もし開始日が作業日以前の場合は設定し直します。
この仕様変更の手順を踏まずに、そのままCSVデータをキャンペーンエディターにインポートするとエラーが出てしまうので注意が必要です。
またYahoo!広告キャンペーンエディターで使用可能な文字種別、スペース、記号種別以外がCSVデータに含まれていてもエラーが出てしまうので、Yahoo!広告の最新の入稿規定には必ず目を通しておくようにしましょう。
【手順3】キャンペーンエディターにCSVデータをインポートする
①Yahoo!広告キャンペーンエディターにログインし、画面上部の「インポート」をクリック
②「ファイルを選択」をクリックして加工したCSVデータを選択し、該当のアカウントを選んだら「プレビュー」をクリック
③「データのインポート」「実行」をクリックして終了
■まとめ
Google広告エディタの広告入稿データをYahoo!広告キャンペーンエディターに流用するには仕様を揃えたり、Yahoo!広告の入稿規定に合わせてデータを作り直したりと若干の手間は必要なものの、難しい手順は必要がないことがわかりました。
リスティング広告を運用する上では、データを作成することや内容をチェックすることも大切な作業ではありますが、広告戦略を考えたり、日々のデータを分析したりすることにより多くの時間を割きたいはずです。
よりターゲット顧客のニーズを捉えたリスティング広告に改善していくためにも、Google広告エディタの広告入稿データを上手に流用し、手間を省いた広告運用を心がけていきましょう。
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