Yahoo!ディスプレイ広告 キャンペーンエディター使い方(基礎編)

リスティング

Yahoo!検索広告のキャンペーンエディターについては当ブログで解説しましたが、今回はディスプレイ広告のキャンペーンエディターについて使い方をご紹介していきます!
Google広告は検索広告も、ディスプレイ広告も同じエディタで編集・変更ができますが、Yahoo!広告は検索広告とディスプレイ広告は別々のエディタを使用します。

エディターを使うことで日々の作業の工数を減らすことができ、非常に効率的に広告運用ができるので,まだ使っていないという方は、参考にして頂けると嬉しいです!

■Yahoo!ディスプレイ広告キャンペーンエディターとは

Yahoo!ディスプレイ広告キャンペーンエディターとは、オフラインで広告を編集・変更できる無料のツールです。

エディター使用の流れ

  1. エディターにアカウントの情報をダウンロード
  2. キャンペーン/グループ/広告/ターゲティングを作成、編集
  3. アカウントへ変更内容をアップロード
  4. 管理画面へ反映

エディターの利用の流れは、検索広告のエディターと同じです。
検索広告エディターの使い方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
Yahoo! 検索広告キャンペーンエディターの使い方(基礎編)【入稿効率アップ!】

エディターでできること

エディターでは、新規追加・変更・削除・ターゲティングの設定が可能です。
また、一括追加・置換機能もあるので一度に広告文を変更することができるので、非常に便利です。

エディターでできることまとめ

【新規追加】

  • キャンペーンの作成
  • 広告グループの作成
  • 広告の作成
  • 画像の追加

【変更・削除】

  • 設定を変更する
  • 設定を削除する
  • 文字列の一括追加、置換機能
  • 予算、入札価格の一括調整

【ターゲティングを設定する】

  • サーチターゲティングの設定
  • プレイスメントターゲティングの設定
  • サイトリターゲティングの設定
  • インタレストカテゴリー、サイトカテゴリーターゲティングの設定
  • 性別、年齢ターゲティングの設定
  • 地域ターゲティングの設定
  • 曜日・時間帯ターゲティングの設定

■エディターの使い方

では、実際にエディターを使ってみましょう。

エディターをダウンロードする

①エディターをYahoo!公式ページからダウンロードします。

エディターダウンロードページ

下記ページからダウンロード可能です。
キャンペーンエディターダウンロードページ

②エディターを起動し、Yahoo!ビジネスIDとパスワードを入力してログインする。

エディターログインページ

アカウントのデータをダウンロードする

エディタを使うときは、必ずアカウントの最新のデータをダウンロードして作業してください。データが古いままだと、正しく反映されない場合があるので注意が必要です。
エディタトップのメニューバーの[最新の状態にする]でアカウントの最新のデータがエディターに反映されます。

①ダウンロードするアカウントにチェックを入れて、[ダウンロード]をクリック。

②ダウンロード完了後、表示するアカウントを選択し[選択したアカウントを表示]をクリック

エディターアカウント選択画面

管理画面の概要

エディターを開くとこの画面になっています。

エディタートップ

①メニュー
CSVファイルでのエクスポート・インポートやヘルプなどを開きます。

②メニューバー
アップロード・最新の状態へ更新・インポート・エクスポートができます。

③アカウントツリー
アカウントのキャンペーン・広告グループが表示されます。

④表示内容選択一覧
表示したい内容を選択します。

⑤共有ライブラリ
リスト(プレイスメントリスト、ターゲットリスト、サーチキーワードリスト)、または画像ファイルの管理・追加が行えます。

⑥データエリア
表示内容選択一覧で選択した項目のデータ一覧を表示し、下部では詳細を編集できます。

キャンペーンの作成

では、キャンペーンを作成していきましょう。

①表示内容選択一覧で[キャンペーン]を選択し、[キャンペーンの作成]をクリック→[ターゲティング][インフィード広告]の2つの広告掲載方式から選択する。
今回は、[ターゲティング]を選択します。

エディターキャンペーン作成画面

②データエリア下部にキャンペーンの入力項目が出てくるので、キャンペーン名やスケジュールを入力します。

下記のように、表示内容選択一覧や項目横に赤い数字マークがついていたら、エラーが発生しているのでエラー内容に従って修正してください。

エラー表示

広告グループの作成とターゲティングの設定

①表示内容選択一覧で[広告グループ]を選択し、データエリアで[広告グループの作成]をクリック

エディター広告グループ作成画面

②必要事項を入力して作成

次に、広告グループにターゲティングの設定をします。

ターゲティング方法一覧

ターゲティング方法広告配信方法
サーチキーワード過去にYahoo!で検索したユーザーの
検索履歴を元に広告を配信する
インタレストカテゴリー広告を配信するユーザーの
興味・関心をカテゴリーに分ける
サイトリターゲティング過去に広告主のサイトを
訪問したことがあるユーザーに配信する
サイトカテゴリー広告を配信するサイトの
カテゴリーを設定する
プレイスメントターゲティング広告を配信するサイトを設定する
性別・年齢・地域・曜日・時間帯特定の性別・年齢・地域・曜日・時間帯
に配信する
デバイス・OC・キャリアPC・スマートフォン・タブレットの中から特定のデバイスに
配信し、OSやキャリアなども指定できる
ウェブ/アプリスマートフォン、タブレットの配信先を
ウェブ・アプリから選択し、配信する

今回は「サイトリターゲティング」の機能を使って設定していきます。
サイトリターゲティング機能を使うには、事前にリターゲティングリストを作成し、そのリストを使用します。

①表示内容選択一覧で[サイトリターゲティング]を選択し、[サイトリターゲティングの設定]をクリック

エディターターゲティング設定画面

②下部の編集画面の[ターゲットリストの選択]からターゲットリストを選択する。

広告の作成

今回はディスプレイ広告を作成します。テキスト広告以外は画像が必要なので、まずは共有ライブラリから画像を追加します。

①共有ライブラリを開き、[画像]を選択し、[画像の追加]から追加する

エディター画像追加画面

②共有ライブラリを閉じて、アカウントツリーで広告を作成するグループを選択し、表示内容選択一覧の広告カテゴリーから[ディスプレイ]を選択し、[広告(ディスプレイ)の作成]をクリック

エディター広告作成画面

③必要事項を入力し、[画像を選択]から画像を選択し作成

アカウントへ送信する

広告の作成まで完了したら、アカウントへ編集内容を送信します。

①メニューバーの[アップロード]をクリック

エディタートップ

②アップロード内容が正しければ[アップロード]をクリックして、アカウントへ送信完了

アカウントアップロード確認画面

アカウントへの送信が完了したら、必ずオンラインの広告管理画面で意図した編集や追加ができているか確認しましょう。

■まとめ

今回はエディターの使い方基礎編として紹介しました。
エディターを使うことで、一括追加・一括置換ができ、アカウント内のデータを一画面で確認できるので非常に編集がしやすく効率的です。
まだYahoo!ディスプレイ広告キャンペーンエディターを使っていないという方は、これを機に広告運用の作業効率化に役立ててみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでもお役に立てましたらシェア頂けますと幸いです。
著者情報:三倉 光生
リスティングやSNSの広告運用12年/フリーランス4年目の認定ランサー。国立大学卒業後、新卒でベンチャー企業に就職し広告運用からマネジメントまで行い独立。「顧客の利益創出」をモットーとした広告設計・運用を行っています。ポリシーは【即レス・誠実さ・期限厳守】

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