気分一致効果とは?Webマーケティングに使える心理学

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機嫌の良い時と良くない時で、物事の感じ方があまりにも異なるので驚く時はありませんか?

これは気分一致効果が働くために起こる出来事です。

この記事では気分一致効果とは何かからWebマーケティングでの効果的な活用法まで詳しく説明します。

気分一致効果とは?

気分一致効果とは気分や調子が良い時は物事や出来事の良い面が見えやすく、気分や調子が悪い時は物事や出来事の良くない面が見えやすいという心理効果です。

1981年にアメリカの心理学者ゴードン・H・バウアーにより提唱されました。

ゴードン・H・バウアーは次のような実験を行っています。

まず被験者全員に催眠誘導を行い、楽しい気分の被験者と悲しい気分の被験者の2つのグループに分けるのです。

その後全員に幸せな物語と不幸な物語の両方を読んでもらいます。

翌日被験者たちを呼びだして物語の印象をたずねると、楽しい気分の被験者たちは幸せな物語について、悲しい気分の被験者は不幸な物語についてよく覚えているという結果が出ました。

このことから現在の気分が思考に影響を及ぼすとわかったのです。

気分一致効果をWebマーケティングで活用する方法

気分一致効果をWebマーケティングで活用する方法を3つご紹介します。

Webサイトの構成に活用する

気分一致効果をWebサイトの構成に活用すると、ターゲット顧客が気持ち良く買い物ができるようになります。

ファッション系のECサイトなどで、トップページに明るく目立つ色合いの「SALE」という大きな表示を見かけることはないでしょうか。

これはターゲット顧客の目を惹きたいということだけではなく、気分を高揚させて楽しい気持ちにさせるために表示しているのです。

楽しい気持ちでニーズに合った商品を見つけて購入すればターゲット顧客には気分一致効果が働き、良い買い物の記憶として残るでしょう。

良い買い物をしたという印象がターゲット顧客に残れば、次はリピートも期待できるということです。

オンライン打ち合わせのタイミングに活用する

オンライン打ち合わせのアポイントを取る時にも気分一致効果は活用できます。

例えばターゲット顧客が土日休みの場合、1週間のうち最も気分が高揚するのは何曜日でしょうか。

答えは金曜日です。

明日から休みというタイミングなので、ターゲット顧客にとっては土日の予定を思い浮かべたり、仕事をキリの良いところまで進めてすっきりしたりと少し明るい気持ちで過ごすのが金曜日と言えます。

そして金曜日の中での時間を考えると、ランチの後ならお腹も満たされていてさらに気分の良いタイミングでしょう。

気分一致効果を利用して、ターゲット顧客がアポイントを承諾しやすいタイミング、気持ちよく話ができるタイミング両方を見計らうとオンライン打ち合わせがスムーズに進みます。

他にもオンライン打ち合わせに活用できる心理学について知りたい方は、次の記事もごらんください。

バナー広告に活用する

バナー広告を出すタイミングを計るのにも気分一致効果が活用できます。

バナー広告の平均クリック率は0.07%~0.08%、運用方法が良くても0.2%程度と言われているのをご存知でしょうか。

しかしECサイトの決済完了画面(ECサイトなどでターゲット顧客が届け先や決済方法などを入力し終わって手続きが全て完了した時に表示される画面のこと)に表示されたバナー広告の場合、この数値が4~5%に変化するのです。

なぜ決済完了画面でバナー広告の平均クリック率が上がるのかを考えるとターゲット顧客にネット通販への抵抗が少ないことや、終了画面なので画面に注目しやすいことなどの理由が挙げられます。

ここでもう1つ理由を挙げるとすると、買い物をして気分が高揚したタイミングで見たためターゲット顧客に気分一致効果が働き、バナー広告に対しポジティブな印象を持ってクリックしたと考えられるのです。

バナー広告で成果が上がらないと感じている方はぜひ試してみてください。

まとめ

気分一致効果は気分や調子が良い時は物事に対する良い印象が残り、気分や調子が良くない時は物事に対する良くない印象が残るという心理効果ですが、Webマーケティングではターゲット顧客に楽しい気持ちになってもらうことで商品やサービスに良い印象を残せるとわかりました。

気分一致効果を活用するということは、ターゲット顧客の感情を尊重するということでもあります。

どのようなお客様でも、自分を尊重してくれればうれしいものですし、尊重してくれた相手を信頼するでしょう。

ターゲット顧客との良い関係を築くためにも、ぜひ気分一致効果を取り入れてみてください。

少しでもお役に立てましたらシェア頂けますと幸いです。
著者情報:三倉(mikura)
リスティングやSNSの広告運用12年/フリーランス4年目の認定ランサー。国立大学卒業後、新卒でベンチャー企業に就職し広告運用からマネジメントまで行い独立。「顧客の利益創出」をモットーとした広告設計・運用を行っています。ポリシーは【即レス・誠実さ・期限厳守】

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