Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを活用するには?仕組みからメリットまで詳しく解説
Google広告でディスプレイキャンペーンを運用しているけれど、もう少し出稿や運用、分析にかかる手間や時間を削減できないかと悩んでいる人はいませんか?
この記事ではGoogle広告でスマートディスプレイキャンペーンを活用し、設定管理をできるだけ自動化する方法について詳しく解説します。
- 目次
- ■スマートディスプレイキャンペーンとは?
- ■Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを使用するメリット
- ■Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを使用するデメリット
- ■Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを設定する方法
- ■スマートディスプレイキャンペーンの活用方法
- ■まとめ
■スマートディスプレイキャンペーンとは?
スマートディスプレイキャンペーンとはGoogle広告に出稿する広告主の負荷を軽減するための自動化機能のことです。
自動化できる3つの作業内容を表にまとめてみました。
項目 | 内容 |
入札 | 広告主が指定した目標コンバージョン単価に基づいてできるだけコンバージョンが得られるようにディスプレイ広告を自動で配信する |
ターゲット設定 | 動的プロスペクティング機能を活用してコンバージョンする可能性の高いユーザーをターゲティングしてディスプレイ広告を自動で配信する |
広告作成 | 広告主が指定した広告見出し、説明、ロゴ、画像などを組み合わせて広告を自動で作成する |
広告主が今まで広告出稿のために手間と時間を割いてきた部分を自動化し、より新規ターゲット顧客へと積極的にアプローチするためにスマートディスプレイキャンペーンができたと言えるでしょう。
参考:Google広告ヘルプ「スマートディスプレイキャンペーンについて」
■Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを使用するメリット
Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを使用するメリットは次の3つです。
- 広告見出し、広告文、画像、ロゴなどを入力するだけで指定したコンバージョン単価と予算の範囲で最適化したユーザーに広告を配信できる
- 配信後も広告見出し、広告文、画像、ロゴの組み合わせが最高の成果を挙げられるように自動で最適化される
- コンバージョンの可能性が高いユーザーに広告を表示し設定したコンバージョン単価でできるだけ多くのコンバージョンを獲得できるよう調整される
ある程度の情報入力だけで広告を出稿でき、広告運用を最適化し続けてくれるのが大きなメリットだと言えるでしょう。
参考:Google広告ヘルプ「スマートディスプレイキャンペーンについて」
■Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを使用するデメリット
自動化と工数削減が魅力的なGoogle広告のスマートディスプレイキャンペーンですが、細かい調整を行うことができないのがデメリットだと言えるでしょう。
例えば広告を配信するデバイスの設定、地域や性別の除外などは対応できないため、これらを同時に行いたい場合はスマートディスプレイキャンペーンで新規ユーザーを獲得しつつ通常のキャンペーンを行うといった方法を取ることをおすすめします。
■Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを設定する方法
Google広告でスマートディスプレイキャンペーンを設定する手順をご紹介します。
①Google広告にログインし、画面左のメニューから「キャンペーン」を選択する
②画面左のメニューの近くにある青い+ボタンをクリックして「新しいキャンペーンを作成」を選択する
③「このキャンペーンで達成したい目標を選択」という窓が表示されるため、「見込み顧客の獲得」「売り上げの促進」「ウェブサイトのトラフィック」の3つのうち1つを選択する
④「キャンペーンタイプを選択してください」という窓が表示されるため、「ディスプレイ」を選択する
⑤「スマートディスプレイキャンペーン」を選択して左下の「続行」をクリックする
⑥キャンペーンのターゲット地域、ターゲット言語、1日の予算とコンバージョン単価を入力し、「保存して次へ」をクリックする
⑦「追加設定」をクリックして「動的広告」のプルダウンをクリックする
⑧「パーソナライズド広告向けのデータフィードを使用する」のチェックボックスをチェックする
⑨プルダウンから該当するデータフィードを選択する
⑩「保存」をクリックする
参考:Google広告ヘルプ「スマートディスプレイキャンペーンの作成と管理」
■スマートディスプレイキャンペーンの活用方法
Google広告のスマートディスプレイキャンペーンはどのような時に活用するのが望ましいのでしょうか。
3つご紹介します。
- Google広告でディスプレイキャンペーンを初めて配信する時
- 設定ミスが多く思うような広告運用の成果を挙げられなかった時
- 手動で設定したユーザーだけではなく、より多くのユーザーにアプローチしたい時
自社のビジネスにおいて広告出稿や運用にかかる手間を最大限削減できるような活用方法が望ましいと言えるでしょう。
参考:Google広告ヘルプ「スマートディスプレイキャンペーンについて」
■まとめ
Google広告のスマートディスプレイキャンペーンとは出稿する広告主の負荷を軽減するための自動化機能のことで、工数を削減しながら最大限の運用成果を挙げたい時に役立つことがわかりました。
他の業務で忙しい時などに上手に活用して、効率的に広告運用を進めるのに役立ててみてください。