フリーランスにリスティング広告の運用を外注するのってどうなの?代理店とどちらがよいのか?
リスティング広告の運用を外注する際に最近では選択肢にも上がってくるフリーランス。
副業で優秀な人材と出会えると言われることもありますよね。でも実際代理店(代行会社)どちらに依頼するのがよいか迷うことも多いと思います。
この記事ではリスティング広告運用の代表的な外注先である代理店とフリーランスそれぞれのメリット、デメリットについてまとめてみました。
- 目次
- 代理店にリスティング広告を外注するメリット
- ノウハウが豊富
- 常に最新の情報をもっている
- 広告費の後払いが可能
- 代理店にリスティング広告を外注するデメリット
- フリーランスにリスティング広告を外注するメリット
- 対応のスピードが早い
- 担当者が選べる
- 担当変更がない
- コミュニケーションがスムーズ
- より成果に向き合ってくれる
- 契約期間の縛りがない
- 広告費に自由がきく
- フリーランスにリスティング広告を外注するデメリット
- リスティング広告を外注する場合の費用相場
- まとめ
代理店にリスティング広告を外注するメリット
ノウハウが豊富
代理店にリスティング広告を外注するメリットの1つめは、他の類似案件を基にしたノウハウが蓄積されているため幅広い配信メニューに対応してもらえることです。
初期設定から継続的に効果を発揮するための運用まで知識の深い担当者に任せることができます。
常に最新の情報をもっている
メリットの2つめは最新情報を基に運用してもらえることです。
代理店は会社単位でGoogle広告やYahoo!広告の更新情報を早めに入手しているためこのような対応が可能なのです。
フリーランスは個人ですので、人によってのバラツキが大きいです。
広告費の後払いが可能
メリットの3つめは広告費を一度代理店が立替え、出稿した分だけ請求されるという広告費の後払いが可能な代理店も存在することです。
リスティング広告の運用により売上が立った後に支払いをするといったことも可能になります。
代理店にリスティング広告を外注するデメリット
代理店にリスティング広告を外注するデメリットは手数料から収益を上げるビジネスモデルのため、出稿する広告費が高いクライアントに対し優先的にノウハウに長けた担当者がつくことです。
リスティング広告の成果は担当者によって大きく変わるため、手数料に応じてかなり慎重に代理店を選定しなければ思った通りの成果を上げることは難しいでしょう。
フリーランスにリスティング広告を外注するメリット
対応のスピードが早い
フリーランスにリスティング広告を外注するメリットの1つめは対応スピードが早いことです。
代理店のように社内会議がなく、事務作業等の運用外業務を最小化しているので、ひたすら管理画面と向き合っているような運用者も多く、スピーディな対応が可能です。
代理店も場合、担当者と実際に運用をしていて、設定などを変更する運用者は別でたてていることが多いです。そのため、クライアント→担当者→運用者と依頼がいくためタイムロスが発生してしまいます。
また、契約書も簡素化していたり、クラウドを通して行っているフリーランスが多いため、代理店のように社内の他部署を通りしたりしないため、契約から運用の開始までの時間が短いこともメリットといえるでしょう。
フリーランスのリソースにもよりますが、すぐにリスティング広告の運用をスタートしたい方はフリーランスへのご依頼をおすすめします。
担当者が選べる
メリットの2つめは担当者が選べてスキルが担保されるということです。
代理店の場合、担当が選べないため代理店としての実績は素晴らしくても経験の浅い新人が担当するという可能性もありますが、フリーランスに依頼すれば依頼した人が仕事をするため契約前にしっかりと見極めることが出来れば、スキルを持った人がリスティング広告を運用してくれます。
どう見極めるかは最終的に面談して頂くのが一番ですが、フリーランスとしての運用歴が何年かということがひとつの指標になります。
一人でやっていけているということは、顧客との契約を継続している=満足度が高いということに繋がります。
担当変更がない
どのような仕事でも担当変更が行われた場合、しばらくは前任者と同様のレベルを求めるのは難しくなりますが、フリーランスには配置転換がないのでいつも一定の質でリスティング広告を運用してもらえます。
私にリスティング広告運用を依頼された場合の詳細についても知りたい方は、次のページもごらんください。
コミュニケーションがスムーズ
窓口にたって、普段やりとりをしている担当者がイコール運用者のため、クライアントごとの商材の細かいところや人となりを理解しており、クライアントが求めていることを運用に反映しやすく、依頼から対応まで齟齬がなくスムーズに完了することができます。
より成果に向き合ってくれる
担当者イコール運用者のため、運用への責任が強くなり成果に対するこだわりが強くなるのもフリーランスの特徴といえます。
契約期間の縛りがない
代理店の場合、半年~1年など契約の期間を設けていることが多いですが、フリーランスの場合契約期間の縛りがない場合が多いです。1ヶ月運用を依頼してみて、成果がでなかったり担当者と相性が合わない場合は解約をし、他に依頼し直すことが可能です。
広告費に自由がきく
リスティング広告を出稿するのに広告費の決まりはありません。しかし、代理店の場合は月額30万円からなど最低出稿額を決めていることが多いです。フリーランスではこういったことは少なく、少額のお試しから出稿代行を依頼することもできます。
フリーランスにリスティング広告を外注するデメリット
フリーランスにリスティング広告を外注するデメリットは運用者への依存性が高いことです。
代理店のメリットで触れましたが最新情報やノウハウは誰かに教えてもらうというよりも自分自身で情報収集したり検証をしていかなければいけません。
そのため、運用者の実力次第になりますが代理店のように担当者変更という言い逃れはできませんので、1つの案件、成果に対して丁寧に向き合ってもらえることが多いと思います。
リスティング広告を外注する場合の費用相場
それでは代理店とフリーランスに依頼する際の費用相場はどのくらいなのでしょうか。
もちろん実力によってピンきりですし、私も含め時給制で広告運用を行うケースは少ないのであくまで参考になりますが、2020年現在300万人が登録している大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」ではリスティング広告の運用は時給2,000円が相場とされています。
リスティング広告を運用できる人材を自社で雇用した場合の給与相場を30万円~50万円程度と考えて比較すると、この時給は決して高くないのがわかるでしょう。
代理店に依頼する際の費用相場について詳しく知りたい方は次の記事をごらんください。
まとめ
リスティング広告の運用を外注する先は代理店とフリーランスがありますが、運用の質や実績の点でフリーランスが劣っているというわけではなく、うまく活用することで成果を上げることができます。
もしリスティング広告の運用を外注したいと考えているなら、ぜひフリーランスへの依頼も候補に入れていただくと良いと思います。。