サイトリンク表示オプションの活用方法とは?
リスティング広告では様々な広告表示オプションが用意されており、活用することでユーザーの視認性が高まりクリック率の向上が見込めます。
ユーザーが広告をクリックする前に、多くの情報を与えられる点で設定するメリットが大きいです。
今回はその中でサイトリンク(クイックリンク)表示オプションをご紹介しますが、他の広告表示オプションも知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
広告表示オプションとは?Yahoo!・Google広告全部解説!
広告表示オプションは、広告文だけでは伝えきれない情報を広告を見たユーザーに届けてくれる便利なリスティング広告機能の一つです。今回は、広告を見たユーザーに情報を提供するだけでなく様々な対応をするよう働きかけてくれる広告表示オプションについて、その種類や特徴を解説していきます。
- 目次
- ■サイトリンク表示オプションとは
- クイックリンクオプションとの違い
- ■機能はどんなもの?
- 表示方法
- 仕様
- ■サイトリンク表示オプションのメリット
- 画面占有率が上がる
- クリックが上がる
- 広告ランクが上がる
- ■設定の際の5つの注意点
- ■6つの活用方法
- ■まとめ
■サイトリンク表示オプションとは?
ユーザーが検索結果を表示した際に、検索連動型広告のURLや広告文とは別に、ユーザーを誘導するテキストリンクを表示させる機能です。ユーザーの意図に沿ったサイト誘導が可能になるメリットがあります。
クイックリンクオプションとの違いは?
クイックリンクオプションとは、サイトリンク表示オプションと同じものと考えて問題ありません。Googleでは、サイトリンク表示オプションと言い、Yahoo!では、クイックリンクオプションと言われます。違う部分としては、クイックリンクオプションは最大6個までの表示となる部分です。
■機能はどんなもの?
サイトリンク表示オプションの機能とはどのようなものなのでしょうか?具体的に確認してみましょう。
表示方法
テキストの下に説明文が2行表示されます。スマートフォンだと、2列×4行で表示されるので、他の広告よりも、広告表示面積が大きく表示されます。
また、サイトリンク表示オプションはPCでは2~6個、スマホやタブレットでは最大8個掲載が可能なので、最大数の8個設定しておくことがおすすめです。
仕様
テキストは必須で、半角25文字以内という規定があります。また最終ページURLも必須です。その説明文1.2に関しては任意で半角35文字以内となります。
■サイトリンク表示オプションのメリットは?
サイトリンク表示オプションの具体的なメリットをご紹介します。
画面占有率が上がる
広告表示面積が大きくなることで、PCやスマートフォンで表示される画面の占有率が上がります、すると視認性が向上します。
クリック率が上がる
視認性が向上することで、クリック率が上がり、ユーザーの流入数が増えます。
広告ランクが上がる
Googleの公式ページでは、「広告表示オプションの見込み効果は、関連性、クリック率、目立ちやすさなどをもとに判定され、広告の注目度を高める広告表示オプションほど、広告ランクへの影響は強くなります。」とあるので、クリックされることで広告ランクが上がると考えられます。
■設定の際の5つの注意点
必ず表示されるわけではない
サイトリンクの広告文は、必ず表示されるわけではありません。メリットの部分にも関連している広告ランクが上がらないとと掲載順位が高くない表示されない仕様となっています。
サイトリンクは8つ
スマートフォンでの掲載は最大8つ表示できるので、8個設定しておくことが良いでしょう。
サイトリンクのテキストは短めに
サイトリンクのテキストは、ユーザーへの伝わりやすさが大切です。長く分かりにくい文章よりも、短めでわかりやすい文章の方が伝わりやすく、効果的です。また表示機会が増えることにもつながるので、自分が読んでみてわかりやすいことが大切です。
説明文を追加する
説明文の追加は任意ですが、説明文がある方が広告効果が高まるので、追加しておいた方が効果的な広告となるでしょう。ページの内容をユーザー表現できるので、魅力的な広告だと感じてもらうことができます。
ガイドライン違反に注意
同じURLやコンテンツを複数のサイトリンクで使用することはガイドライン違反となるので注意が必要です。複数のサイトリンクのリンク先として、同じURLや同じ内容のページを設定しないように気をつけましょう。
■6つの活用方法をご紹介
表示するページの方針を決めておく
サイトリンクのURLから表示するページはどのようなものにするか方針を決めておくことが大切です。ユーザーの期待に応える情報があれば、クリック率アップだけではなく、コンバージョン率アップにもつながります。事前に明確にしておきましょう。
提供するサービスで設定する
例えば、美容院の提供するサービスで、「カット」「パーマ」などを表示するイメージです。サービスからお店を探している人にアピールできる方法と言えるでしょう。
ターゲットに合わせて設定する
ターゲット層を表示するイメージで、例えば、スイミングスクールの「幼児向け」「小学生向け」などの表示です。ターゲットで絞り込みたいユーザーに効果的です。
商品の種類で設定する
商品の種類で区切る設定です。アパレルだと、「トップス」「ボトムス」というように種類ごとに表示して、商品の種類からクリック率を上げる効果があります。
キャンペーンで設定をする
キャンペーンなどを表示しておくことも可能です。また、サイトリンクには、開始と終了の日付を設定できるので、期間限定のキャンペーンのリンクを設定しておくこともできます。
ユーザーがよく訪問するページへ直接誘導
Google Analycisの解析データを参考に、サイトの中でもユーザーがよく訪問するページを調べておき、そのページに直接誘導することもできます。ユーザーの訪問数が多いということはその分、ユーザーのニーズに合うページである可能性が高いです。
■まとめ
サイトリンク表示オプションは、上手に活用することで大きなメリットが生まれます。自分のサイトに合う方法を見つけて、クリック率やコンバージョン率を上げていきましょう。
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