成果の出るFacebook広告クリエイティブとは?概要から制作のポイントまで詳しく解説

Meta広告 クリエイティブ・バナー

Facebook広告を運用していてあまり成果につながらないのでクリエイティブの改善を試みたいけれど、どのようなことに注意して改善すれば良いのかわからないとお悩みの人はいませんか?

この記事では、成果の出るFacebook広告クリエイティブとはどのようなものかについて詳しく解説します。

成果の出るFacebook広告クリエイティブとは?

成果の出るFacebook広告クリエイティブとは、Facebookが推奨するデザイン仕様と技術的要件を満たした広告のことです。

仕様や要件に合わなければ入稿時にエラーが出るので、当然のことのように感じる人も多いかもしれませんが、これをきちんと守ることによってユーザーに伝わりやすい広告となるため、Facebook広告にはこれらの推奨事項があるのです。

Facebook広告ガイドには、例えばインストリーム動画のデザインの推奨事項における「画像サイズが小さいため、画像上にテキストを追加しないことをおすすめします。」といった文言のようにユーザーの見やすい広告とするためのヒントが記載されています。

このようなヒントを見逃さないためにも、また最新の仕様に合わせるためにもFacebook広告ガイドには目を通しておきましょう。

また、Facebook広告の画像サイズやテキストの文字数について詳しく知りたい方は、次の記事もごらんください。

成果の出るFacebook広告クリエィティブを制作するためのポイント

デザイン仕様と技術的要件以外の、成果の出るFacebook広告クリエイティブを制作するためのポイントを画像や動画、テキスト、その他の3つの観点に分けてご紹介します。

画像や動画のポイント

まず画像ですが、正方形画像を使用すると専有面積が大きくなるだけではなく、「垂直水平錯視(同じ長さ縦線と横線では、縦線の方が1割ほど長く見える)」という目の錯覚効果でさらに縦長に見えることからクリック率の向上が見込めるでしょう。

また、色彩心理学を用いて赤でエネルギッシュなイメージを表現してみたり、ピンクで優しさを表現してみたりと商品やサービスに応じてターゲット顧客の感情に訴えかける色使いをするのもポイントです。

そして動画ですが、スマホで見る際に案外行われるのが音声を消して見ることです。

このことに配慮して音声を聴かなくてもわかりやすい構成としたり、適度に字幕を入れたりして工夫するとより内容がターゲット顧客に伝わりやすくなり、コンバージョンにも繋がるのではないでしょうか。

テキストのポイント

成果の出るFacebook広告クリエイティブを制作するために、テキストでまず工夫したいのはキャッチコピーです。

心理学を用いて文言の一部分を伏せたり、肩書や地位のある人が商品やサービスを認めているといった内容をキャッチコピーの内容に含めたりすると、短いキャッチコピーでもより多くのターゲット顧客の興味を惹きつけることにつながります。

また商品やサービスの説明をテキストで伝える際、まずはペルソナ(自社の商品やサービスの、たった一人の理想的なターゲット顧客)を明確にして制作するのも重要なポイントです。

ペルソナをはっきりとさせることで誰に届けたいFacebook広告なのかが明確になるので、そのペルソナにとって理解しやすい表現や共感されやすい伝え方で、その商品やサービスのメリットを説明できるようになるということです。

その他のポイント

画像・動画・CTAボタン・テキストなどの素材が整ったらその配置を意識しましょう。

初めてアクセスしたWebサイトや広告の場合、視線は左上→右→左下→右と「Z」を描くように動くため、これをZの法則と言います。

同じようにWebサイトや広告の全体の構成を把握した後は、視線は左上→右→左の少し下からまた右と「F」を描くように動くため、これをFの法則と言います。

また広告に画像が多い場合はZの法則、テキストが多い場合はFの法則がそれぞれ働きやすくなります。

成果の出るFacebook広告クリエイティブを制作したいなら、素材の配置を行う際は必ずターゲット顧客の視線の動きを意識し、Zの法則やFの法則を当てはめて考えるようにしましょう。

まとめ

成果の出るFacebook広告クリエイティブとはFacebookが推奨するデザイン仕様と技術的要件を満たした広告のことですが、それ以外にも画像、動画、テキストそれぞれにさまざまな工夫を施すことでターゲット顧客に伝わりやすい広告となることがわかりました。

自分の売りたい商品やサービスのペルソナを設定し、誰に向かって伝えたいFacebook広告なのかを明確化すれば、クリエイティブの方針も定まりやすくなるでしょう。

ターゲット顧客の目線で見直し、少しずつ改善しながら成果の出るFacebook広告クリエイティブを作り上げていってください。

少しでもお役に立てましたらシェア頂けますと幸いです。
著者情報:三倉 光生
リスティングやSNSの広告運用12年/フリーランス4年目の認定ランサー。国立大学卒業後、新卒でベンチャー企業に就職し広告運用からマネジメントまで行い独立。「顧客の利益創出」をモットーとした広告設計・運用を行っています。ポリシーは【即レス・誠実さ・期限厳守】

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