【最新】ファインド広告(Discover Ads)とは?【Google広告】
今回は2020年から一般のアカウントでも解禁になった「ファインド広告」について解説していきます。
ファインド広告とは、29億人いるのGoogleユーザーからコンバージョンを達成する可能性が高いユーザーを見極め、Googleディスカバーフィード上に配信するディスプレイ広告サービスの一つです。
日々変わっていくユーザーのニーズに対し、広い視野で対応していくには最適の広告なのです。
それでは解説していきます!
- 目次
- ■一般アカウントでも解禁!ファインド広告とは?
- ファインド広告とは?
- Googleディスカバーフィードとは?
- ■ファインド広告のメリット&デメリット
- メリット
- デメリット
- ■ファインド広告の仕様と設定方法
- ファインド広告の仕様
- ファインドカルーセル広告の仕様
- 設定方法
- ■まとめ
■一般アカウントでも解禁!ファインド広告とは?
ファインド広告とは?
ファインド広告とはGoogleユーザーが多く利用するサービスである、Discover(Google Feed)、Youtube Home Feed、Gmail の広告枠に広告を配信するディスプレイ広告です。
ユーザーの、商品やサービスに関心をもつタイミングを捉えて、Googleディスカバーフィードから広告主のブランドの魅力を伝えることができるので、非常にパーソナライズ化した広告なのです。
Googleディスカバーフィードとは
そもそもGoogleディスカバーフィードとはなんでしょう?
Googleディスカバーフィードとは、GoogleのアプリやモバイルでのGoogle検索画面で、ユーザーの過去の検索履歴やアカウント情報を元に、興味を示しそうな情報が表示されるフィードのことを言います。
Googleの機械学習により、ユーザーは検索せずに関心のある情報を手に入れることができます。
■ファインド広告のメリット&デメリット
ファインド広告を活用していく上で抑えておきたい、メリット&デメリットをご紹介します。
メリット
1.29億人のGoogleユーザーに広告を配信することが可能なため、認知拡大には最適
これはファインド広告最大のメリットです。また、ディスカバーフィードの他にも、世界中でユーザーが20億人以上いるYouTubeや、Gmailでも広告配信ができるメリットがファインド広告の注目を集めています!
2.Googleの特殊技術による情報性と関連性の高い広告で行動を促進
ユーザーが、商品やサービスに興味関心を持つタイミングを的確に捉え、さらにユーザーと関連性の高い広告を配信することで、クリエイティブな広告で気持ちに訴えることが可能なのです。
3.アセットが自動的に構成されるため、効率よく広告運用が可能
あらかじめ設定した広告フォーマットが、Googleの機械学習に基づいてユーザーに最適な形で配信されます。
手間をかけずにユーザーの興味関心に的を当て、魅力的な広告を配信することが可能なのです。
デメリット
ここでは、ファインド広告を運用する上で気をつけるべきことを解説します。
1.配信方法やプレースメントなど設定できない項目がいくつかある
メリットでも話しましたが、ファインド広告はキャンペーン設定を自動的に行うため、以下の設定を調整することができません。
- 個別単価設定を使った入札戦略
- 配信方法
- モバイル デバイス ターゲティング
- プレースメント ターゲティング(プレースメントの除外を含む)
- フリークエンシー キャップ
- 広告のローテーション
- コンテンツ ターゲット
通常のディスプレイ広告と違い、配信面を設定することができなため注意が必要です。
Googleディスカバーフィード、YouTube、Gmailのどこで配信されても良いように広告のクリエイティブを高める必要があります。
2.意図しないユーザーに配信される可能性がある
先ほど述べたプレースメントや配信先の除外ができないため、意図せず全く興味の無いユーザーに広告が配信される可能性があります。
認知拡大には最適ですが目的がそうでない場合、広告主様のデータ(旧リマーケティング)などを活用することが重要です。
■ファインド広告の仕様と設定方法
次は、ファインドキャンペーンと広告の設定方法について解説していきます。
ファインドキャンペーンで作成できる広告には2種類あり、「ファインド広告」と「ファインドカルーセル広告」があります。
主な違いは設定できる設定できる画像が1つのみか、複数かです。
ファインド広告の仕様
広告見出し(必須) | 半角 40(全角 20)文字以内。最大5個まで設定可能 |
説明文(必須) | 半角 90(全角 45)文字以内。最大5個まで設定可能 |
画像(必須) | 横長画像(1.91:1): 最小サイズ: 600×314。 推奨サイズ: 1200×628。最大ファイルサイズ 5MB。 |
正方形の画像(1:1): 最小サイズ: 300×300。 推奨サイズ: 1200×1200。最大ファイルサイズ 5MB。 | |
最大ファイルサイズは 1 MB で、サポートされるファイル形式は JPG、PNG、静止 GIF 。 最大 15 個のマーケティング画像をアップロード可能 | |
会社名(必須) | 半角 25(全角 12)文字以内。1つのみ設定可能 |
ロゴ(必須) | 推奨サイズ: 1200×1200 ※128×128 以上のロゴであればアップロード可能 最大ファイルサイズは 1 MB 。GIF 以外でも、ほとんどのファイル形式 が使用可能 |
最終ページ URL(必須) | 広告をクリックしたユーザーにデフォルトで表示されるランディング ペ ージ。 |
行動を促すフレーズのテキスト | プルダウンリストから選択。「自動」にすると最適化されたフレーズが設定される。 |
ファインドカルーセル広告の仕様
広告見出し(必須) | 半角 40(全角 20)文字以内。 それぞれの画像に合わせて設定可能。 |
説明文(必須) | 半角 90(全角 45)文字以内。 画像ごとに設定できないのでどの広告見出し・画像・LPとも組み合わせることができるように設定する。 |
カード画像 2~10枚(必須) | アスペクト比(1.91:1)のスクエア画像のみ使用可能 |
会社名(必須) | 半角 25(全角 12)文字以内。1つのみ設定可能 |
ロゴ(必須) | 1:1 の正方形。推奨サイズ:1200×1200 ※128×128 以上のロゴであればアップロード可能最大ファイルサイズは 1 MB 。GIF 以外でも、ほとんどのファイル形式が使 用可能 |
最終ページ URL(必須) | 広告をクリックしたユーザーにデフォルトで表示されるランディング ペー ジ。画像ごとに設定可能。 |
モバイル URL(省略可) | モバイル デバイスから広告をクリックしたユーザーに、デフォルトで表示さ れるモバイル用のランディング ページ。 |
行動を促すフレーズのテキスト | プルダウンリストから選択。「自動」にすると最適化されたフレーズが設定 される。 |
設定方法
仕様を確認できたら、実際に設定してみましょう。
①[新しいキャンペーンを作成]を選択

②マーケティングの目標の、[販売促進]、[見込み顧客の獲得]、[ウェブサイトのトラフィック]、[目標を設定していない] のどれかを選択。

③キャンペーン タイプとして [ファインド] を選択し、[続行] をクリック。

④キャンペーン名・地域・言語・入札単価・予算を設定する。

⑤広告グループ名・オーディエンス・ユーザー属性を設定

⑥新しい広告を作成を選択。
⑦[ファインド広告][ファインドカルーセル広告][既存の広告をコピー]から選択し、広告を作成する。

■まとめ
いかがでしたでしょうか?
ファインド広告の魅力について知っていただけたら嬉しいです。
ファインド広告を上手く活用することによって、ブランドの認知拡大や適切なユーザーに広告を配信することが簡単にできます!
まだまだ可能性がある新しいファインド広告をぜひ活用してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。