Facebook広告の配信時間を指定できるスケジュール機能とは

Meta広告

Facebook広告を出稿し始めたけれど、ターゲット顧客が広告を見てくれそうな時間帯が予想できるので、それに合わせて配信したいと考え始めた人はいませんか?

この記事ではFacebook広告を指定した時間帯に配信できる、スケジュール機能について詳しく解説します。

Facebook広告の投稿は広告配信に効果的な時間はあるのか

Facebookを始めとしたSNSにはプロモーションに効果的な時間が存在し、午後21時~22時ごろと言われています。

夕食や入浴などを済ませて一息ついたあたりといった時間でしょうか。

これに加えて平日の昼食休憩の時間帯、朝の通勤時間帯もSNSの利用者が多いので、これらの時間に合わせてFacebook広告を配信するのが望ましいと言えます。

逆に利用者が少ない午前3時~5時はFacebook広告の配信を避けた方が良いでしょう。

Facebook広告のスケジュール機能とは?

Facebook広告のスケジュール機能を用いると、広告を配信する曜日と時間を指定することができます。

スケジュール機能の詳細を表にまとめてみました。

機能詳細
時間指定機能秒や分のつかない時刻で指定できる(例:午前8:00~午前11:00)
ターゲットユーザーの時間に合わせた配信イギリス在住で日本のユーザーに向けて配信したい場合、日本時間で設定できる
設定できるツール・Power Editor(Facebook広告に出稿しているキャンペーンや広告を一括管理するためのツール)
・API(Facebookにおいてアプリケーション同士がデータをやり取りするためのインターフェース)
予算設定「日ごとの上限」「通算予算」のうち「通算予算」の設定とする
予算配分キャンペーン期間を通じて時間単位で配分される
利用できる入札タイプCPC、oCPM、CPM、CPA
ターゲット設定機能全て使用可能

Facebook広告のスケジュール機能を使用するメリットとは?

Facebook広告のスケジュール機能を使用するメリットを3つご紹介します。

①設定時間におけるインプレッション数の増加が見込める

インプレッション数とは広告表示回数のことですが、SNSを利用する人数が増加する時間帯に合わせてFacebook広告を配信すれば、インプレッション数の増加が見込めるでしょう。

②時間帯別にターゲット顧客のニーズに合わせた内容で配信できる

例えばターゲット顧客は同じ飲食店に対してでも、昼食時にはランチについての情報を、夕食時にはディナーについての情報を提供してほしいと感じています。

そのため時間帯別にターゲット顧客のニーズが異なる場合は、それに合わせた内容のFacebook広告を配信することで、より広告効果を高めることができるでしょう。

③予算を効率よく使用できる

スケジュール機能を利用するとインプレッション数の多い時間帯に優先的に予算を配分できるので、Facebook広告の費用対効果を高めることができます。

Facebook広告のスケジュール機能の設定手順

Facebook広告のスケジュール機能を設定する手順をご紹介します。

①広告マネージャで新しいキャンペーンを作成し、「キャンペーン予算の最適化」の項目でキャンペーン予算を「通算予算」に設定する
※通算予算でしかスケジュール機能は使用できません。

②「その他のオプション」を表示し広告スケジュールの右上にある「編集」をクリックし、「スケジュールを設定して広告を配信」にチェックして「広告アカウントを設定」をクリックする

③広告セットの中で配信時間帯の設定を行う

Facebook広告の新しい広告キャンペーンを作成する中で、設定の1つとしてスケジュール設定があるとイメージするとわかりやすいでしょう。

Facebook広告のスケジュール機能の効果的な使い方

Facebook広告のスケジュール機能の効果的な使い方の例をご紹介します。

  • 開催時間が決まっているイベントに合わせてFacebook広告を展開したい場合
  • タイムセールなどの時間が決まったキャンペーンに合わせてFacebook広告を配信したい場合
  • ターゲット顧客層に合わせて調整した広告素材をニーズに合ったタイミングで配信し、広告の関連性を高めたい場合

自社の商品やサービスではどのような時間にFacebook広告を配信するのが効果的か考えてみましょう。

Facebook広告のスケジュール機能を使用する際の注意点

スケジュール機能は広告キャンペーンの中の1つの設定としての位置づけなのとその内容から、最初から設定するのではなく、ある程度Facebook広告を配信してターゲット顧客の客層や動きを把握してから設定した方がより効果的に活用できるでしょう。

キャンペーンの期間が短すぎたり、ターゲットを絞り込み過ぎたりすると検証に必要なデータが収集できないのである程度継続して広告を配信することが大切です。

まとめ

Facebook広告のスケジュール機能では広告を配信する曜日と時間を指定することができますが、ターゲット顧客が多くログインしている時間帯にニーズに合った情報を提供できるので、設定するとより広告効果を高められることがわかりました。

ぜひ積極的に活用して、Facebookでの宣伝効果をより高めてみてください。

少しでもお役に立てましたらシェア頂けますと幸いです。
著者情報:三倉 光生
リスティングやSNSの広告運用12年/フリーランス4年目の認定ランサー。国立大学卒業後、新卒でベンチャー企業に就職し広告運用からマネジメントまで行い独立。「顧客の利益創出」をモットーとした広告設計・運用を行っています。ポリシーは【即レス・誠実さ・期限厳守】

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