Facebook・Instagramの動画広告とは?種類や特徴をご紹介
Facebook・Instagramを用いてターゲット顧客に商品やサービスを宣伝したいけれど、わかりやすく伝えるのに何か良い方法はないか悩んでいる人はいませんか?
この記事ではターゲット顧客の興味を惹きつけやすく、内容も伝わりやすいFacebook・Instagramの動画広告について詳しく解説します。
- 目次
- ■Facebookの動画広告とは?
- ■Facebook動画広告の種類によるメリット・デメリット
- インストリーム広告のメリット・デメリット
- フィード広告のメリット・デメリット
- ストーリーズ広告のメリット・デメリット
- ■まとめ
■ Facebook・Instagramの動画広告とは?
Facebookの動画広告とは、Facebookに掲載することのできる動画を用いた広告のことを指します。
Facebookの動画広告の主な種類とその特徴を表にまとめてみました。
動画広告の種類 | 特徴 |
インストリーム広告 | Facebook・Instagramで動画を視聴する際、動画再生前、動画再生中、動画再生後などのタイミングで流れる5秒~16秒までの動画広告 |
フィード広告 | Facebook・Instagram内のニュースフィード(タイムライン)に投稿形式で流れる動画広告 |
ストーリーズ広告 | ユーザーが投稿したストーリーズとストーリーズの間に表示される動画広告 |
Facebook広告ガイドの「動画広告」のページで、それぞれの広告がスマホ上でどのように掲載されるのかをイメージ動画で確認することができるので、自分の売りたい商品やサービスにはどのような動画広告が適しているのかわかりにくい場合は参考にすると良いでしょう。
Facebook広告とは?知っておきたい種類や費用、ターゲティング方法を解説
自社の商品やサービスをFacebook広告で宣伝してみたいけれど、初めて出稿するので何から始めてよいかわからないという方はいらっしゃいませんか? この記事ではFacebook広告の種類や費用、ターゲティング方法について詳しく解説します。
参考:
Facebook for business「動画広告」
Facebook広告ガイド「動画広告」
■Facebook・Instagram動画広告の種類によるメリット・デメリット
Facebook・Instagram動画広告の種類によるメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
インストリーム広告のメリット・デメリット
インストリーム広告のメリットは次の2つです。
- 映像や音声、テキストを活用できて動画の尺も長いので、伝えたいメッセージをフルに盛り込みやすい
- 視聴完了率が70%ほどと非常に高いので費用対効果が高い
これらのメリットから、インストリーム広告は商品やサービスの魅力をターゲット顧客に効率良く伝えたい人におすすめです。
インストリーム広告のデメリットは次の2つです。
- スキップされる可能性がある
- 最初の数秒で視聴者の気持ちを惹きつけ、その後飽きさせない工夫が必要となる
2015年に株式会社ジャストシステムが行った「動画広告に関するアンケート」の結果では、YouTubeにおいて5秒後に動画広告をスキップしなかった経験のある人の割合は43.4%であることがわかりました。
またYouTubeで動画広告をスキップしなかった理由の1位が「インパクトのある映像に引き込まれたから」で46.8%を占めていることから考えると、Facebookのインストリーム広告でスキップされず、最後まで動画を視聴してもらうためには最初にインパクトのある内容で視聴者を惹きつけ、その後も不快感を与えないようスピード感のある展開を意識して動画内容を決める必要があるでしょう。
参考:株式会社ジャストシステム「動画広告に関するアンケート」
フィード広告のメリット・デメリット
フィード広告のメリットは次の2つです。
- タイムライン上に投稿形式で表示されるためターゲット顧客の目に自然に止まる
- スマホでも見やすくアピールしやすい
通常の投稿の間に表示されるフィード広告は広告であることを前面に押し出していないため、広告表示をあまり好まないユーザーも含めて広くアピールするのにおすすめです。
- 目に留まらない広告はスルーされやすい
- LPの広告色が強いと離脱されやすい
投稿内に表示されるため、自然である反面インパクトがなければスルーされてしまいますが、LPと整合性が取れていなかったり広告色が強すぎてもすぐに離脱されてしまいます。キャッチーな画像や文言を使用しつつも広告色が強くならないよう工夫が必要となるでしょう。
ストーリーズ広告のメリット・デメリット
ストーリーズ広告のメリットは次の2つです。
- スマホ画面をフルに活用して商品やサービスを訴求できる
- ストーリーズ広告を視聴した後ターゲット顧客がアクションを起こしやすい
ストーリーズ広告はターゲット顧客への訴求効果が高く、コンバージョンにもつながりやすいので早めに成果を挙げたい時におすすめです。
ストーリーズ広告のデメリットは次の2つです。
- スマホ向けのデザインのためPCユーザーへの訴求には不向きである
- 縦型の動画を用意する必要がある
Instagramの利用者層は20代~40代が中心で男女比は4:6、Facebookの利用者層は40代~50代が中心で男女比は6:4ということを頭に留めた上でターゲティングを行う必要があるということです。
■まとめ
Facebookの動画広告とは、Facebookに掲載することのできる動画を用いた広告のことですが、インストリーム広告、フィード広告、ストーリーズ広告の3種類があり、それぞれの特性を活かした広告運用が重要だとわかりました。
どれも費用対効果が高く導入もしやすいので、動画広告の出稿を検討しているならぜひ試してみてください。